持続可能な働き方のための戦略1:仕事をして得られる喜びの最大化
10個の戦略について、詳しく書いていきます。
ここしばらく腰を据えて書いてみようと思っている、これからの働く心構えについて。
私は『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』を読んで、10個書き出しました。
『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』から得た戦略10個
- 仕事をして得られる喜びの最大化
- 仕事をする上での苦痛の最小化
- 自己メンテナンスの効率化
- 一番重要なタスクにリソースを集中させる
- 与えられている「維持費」のフル活用
- 実益を兼ねる仕事に積極的になる
- 不易の分野でスキルを磨く
- 「仕事」の対極に「遊び」を置く
- お金を「自己維持」と「遊び」で考え、「消費」を減らす
- これらの戦略を取る仲間を集める
もちろんブログ記事のネタとして連載形式が取れるのならばいいな!という気持ちもあります。
とはいえ、この話題なら自分は色々と思っていることを書けそうに思います。
願わくば誰かに届きますように。同じことを考えている人、自分よりも深く考えている人たちに。
お金だけでなく、貢献や自己成長も喜びである。
戦略①:仕事をして得られる喜びの最大化
もちろん、私たちはお金を稼ぐために働いています。
ですが、読書を通して「給料は、明日も働くために必要な経費である」と学びました。
どんなことであれ労働は負担です。時間やエネルギーを使っていますから。
そうやって消耗した物たちを補い、働き続けるために会社は給料を支払います。
生活するために働いているというべきか、働くことが明日も働くことにつながるというか…。
何とも言えないスパイラルの中に入っているんですよね。ラットレースとはよく言ったもので。
会社から生活のために給料を受け取りますが、それだけでは「働き、明日も働く」の輪の中です。
この本では、「お金と達成感や自己成長の総和」が「自己維持の費用」に対して黒字になることを教えてくれました。
例えば一瞬残業を増やしたところで、増える給料は一時的なもの。
大ジャンプをした分のケアにもコストがかかってしまいますし。
ならば大切なのはシンプルに給料を増やすことではなくなってきます。
仕事から得られる満足感や自己成長を多く手に入れることが「黒字」への戦略となります。
ポジティブなフィードバックは、積極的に貰いに行ってもいいと思う。
自分の仕事を、適切にかつ好意的に評価してくれる人ってものすごく貴重な存在です。
真面目な私たちは「いつか自分は評価されるんだ」と信じて忍耐モードに入りがちです。
きっと誰かが見てくれている。そんな人達の声が届くときがかならず来る。
そうやって評価に対して受け身に待っていては、損をするかもなと感じました。
人間、可愛いのは自分です。他人なんて二の次。
だから待っているだけでは受け取れるはずの励ましも届かない時があるでしょう。
そう考えたとき、「適切な範囲なら、評価してもらいにいくのも大切だな」と思いました。
ポジティブなフィードバックは自己満足のためではありません。
「次も頑張ってみようか」「自分も前に進んでいるな」と思えることは、周囲にも良い影響があります。
実際、きちんと声を聞いてみると自分の想像を超える評価をしてくれている事が多いです。
自分の頑張りを見てくれていて、「おかげさまで」という言葉に表してくれます。
評価をねだるのは違いますが、正当に評価されるための仕組みを考えるのは大切だと思いました。