スタートラインに「やらなあかん」を置くか、「やりたい」を置くか。
人間、スタートラインに「やらなあかん」を置くとしんどい。
家事に追われ、仕事に追われ、締め切りは向こうから走ってやってくる…。
ぼんやりとした目標を持っていても、そこへ向かう過程は楽しいものばかりじゃない。
自分にはブログを書いて、自分の思いを綴っていく中で、人と良い出会いがしたいと思っています。
でも実際に記事を書くまで、私がブログを書きたいと思ってからおよそ2年はかかりました。
ちょっとした気づきをノートに書き留めるのは好きなのに。
一日の終わりにPCを開いて、日記を書くのは1年以上続いているのに。
でもブログを始められなかった。
それは自分が「ブログ」の上に「やらなあかん」を積み上げていったからなのでしょう。
夢を叶えるために「やりたいこと」は何なのだろう。
やりたいことから始めるって、実は見落としがちなことかもしれません。
おうちをきれいにしたい…風呂場の掃除とトイレ掃除をやらなあかん…
↓
風呂場の掃除をすれば、今晩の入浴が気持ちよくなるか!こっちのほうがやりたいな!
↓
風呂場がきれいになった!全部じゃないけど、おうちはきれいになった!
(最高のパターン)よし、この調子でトイレの掃除もやっちまおう!!
やりたいことから始めることのメリットは、一歩目を踏み出しやすいこと。
そして人間、動き出しに一番エネルギーがかかるところがネックなんですよね。
だからやってみれば存外、はずみがつくかもなと考えます。
いずれ「やりたいこと」になっていく。
何もする元気がないのなら、本気で休めばいい。休むことに後ろめたく思う必要はない。
これは逃げではなくて、最大の攻めなんだと思う。
先延ばしとは少し違う気がする。目標に近づく行動はできているのだから。
本気でやりたいと思ったことは、集中して取り組めますよね。
空腹を耐えて耐えて、ひとくち食べるシュークリームのように。
夏の暑い季節に汗をかいてから、一気に喉に流し込むビールのように。
やりたいことを取り組むと、最大限の成果が帰ってくるのではないでしょうか。
一歩、また一歩と進んでいくと、かつての「やらなあかん」は「やりたい」に変わるかもしれません。
それが夢を叶えるために本当に必要なのなら。そんなことを考えました。