持続可能な働き方の戦略4:いちばん重要なタスクにリソースを集中させる
4個目の戦略。広く浅くではなく、集中して深いほうが良い。
繁忙期、というほど大げさなものでもありませんが、先週から一気に慌ただしくなりました。
ひとまずここから向こう2週間は踏ん張りどころです。
週末クタクタで全く動けないなんて感じでもないので今のところ問題ないです。
これを抜けると少し休みを取ったりできます。頑張っていきます。
『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』から得た戦略10個
- 仕事をして得られる喜びの最大化
- 仕事をする上での苦痛の最小化
- 自己メンテナンスの効率化
- 一番重要なタスクにリソースを集中させる
- 与えられている「維持費」のフル活用
- 実益を兼ねる仕事に積極的になる
- 不易の分野でスキルを磨く
- 「仕事」の対極に「遊び」を置く
- お金を「自己維持」と「遊び」で考え、「消費」を減らす
- これらの戦略を取る仲間を集める
まだ半分も終わっていませんが、書いていくことで自分の考えがまとまるように思います。
今日も簡単に、20分程度だけこのテーマで思っていることを書いていこうと思います。
人間だれでも使えるエネルギーの総量は似たようなもの。
最近思うことがあります。
同じ人間なんだし、違うように見えて持っているエネルギー自体はみんな同じなんだろうな。
元気そうに見えるあの人も、あんまり元気がなさそうなあの人も、結局は似たりよったりなのかも。
自分自身だってそうです。元気な日もあれば、そうでない日もある。
それを今までは「タンクに入っているガソリンの量が毎日違う」ようなものだと思ってました。
でも、ちょっと違うのかもしれません。
頑張るとエネルギーを使い、週末クタクタになる。
うまくセーブしておけば休日も活発に過ごすことができる。
それだけのことのように思えてきました。
要は、何のために限られたエネルギーを使っているかなんだと思います。
仕事で成果を出す人は、そのためにエネルギーを使っているし
そうならな人は、それ以外のことにエネルギーを取られてしまっている。
仕事だけにエネルギーを使ってしまうと、休日は回復のための時間が必要になる。
毎日仕事をすることは変わりませんが、エネルギーの配分はコントロールできることだと思います。
生活を充実させる「分配」と、成果を出す「選択と集中」
ここでは2つのポイントを書いてみたいと思います。
まずは「分配」について。仕事とライフワークのバランスのことです。
ここでいうライフワークは、余暇の時間と基本的な生活時間だと思っています。
時間 - (仕事+疲労回復のための時間) = 余暇の時間 + 基本的な生活時間
こんなイメージです。余暇の時間とは、趣味や楽しみの時間。
基本的な生活時間とは、食事や家事のようなものです。
仕事が人生の中心になっていると、当然自分のための時間が減ります。
ただ仕事をしている時間だけでなく、そこで負ったダメージの回復の時間も含みます。
そう考えると、この引き算のあとに残る時間って、短い人が多そうに思います。
バランスって難しいけど、それでもこの時間の分配は大切なことです。
時間の分配は、エネルギーの分配とも同じ意味になります。
もうひとつ、仕事の中における「選択と集中」についてです。
これは簡単に言えば、何の仕事が一番大切か考えて、それに力を入れることです。
働いていると、様々なタスクに追いかけ回される経験をすると思います。
メールチェック、よく分からない会議、慣例的にさせられること…数えだすとキリがない。
それらの仕事に紛れて、本当にエネルギーをかけるべき仕事は、意識しないと見つかりません。
自分の仕事は、一体何をもって「成果を出した」と言えるのでしょうか。
そのために必要なことは、どんなタスクなのでしょうか。
必要でないと思ったことから遠ざかるには、どうすればいいでしょうか。
そんなことを考えて、集中すべき仕事を見つけ出すといい結果を引き出せると思います。
最小限のエネルギーと最大限の集中によって成果を出し、ライフワークにも時間をかけられるようにする。
今日書いたことは、そういうことを目標として考えたことです。