持続可能な働き方を目指して心がけること。『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』を読んで。
疲れて息切れしたり、燃え尽きたりせずに働き続けていたい。
『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』 木暮太一
一瞬だけ所得を増やすために「大ジャンプ」をするのは得策ではないと書かれています。
無理に残業を増やしたり、大変な仕事を受けても、幸せにはつながらないということです。
結果的に休日にぐったりしたり、体を壊したり、ストレス解消にお金をかけたり...。
そういう結末が待っていると読んだときには、すごく得心が行きました。
ならば、持続可能な働き方を。働いて無気力になるような生き方にならないためには。
そういうことについて考えさせられました。
昨日はこの本の、書籍として優秀だと思った部分に注目して記事を書きました。
今回は読んで手に入れられた知見について書いてみます。
物の価値の決まり方、企業が利益を出す仕組み、給料の決まり方から見える労働の仕組みなど
この本には結論に当たる部分以外で有益な知識が沢山手に入りました。
働いて、疲れて、お金を手にすることに対して一定の答えを得たい人には一度読むことを勧められる本です。
これから働く上で意識したいことたち。
そして、この本を読んで自分がこれから意識しようと思ったことは以下のとおりです。
『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』から得た戦略10個
- 仕事をして得られる喜びの最大化
- 仕事をする上での苦痛の最小化
- 自己メンテナンスの効率化
- 一番重要なタスクにリソースを集中させる
- 与えられている「維持費」のフル活用
- 実益を兼ねる仕事に積極的になる
- 不易の分野でスキルを磨く
- 「仕事」の対極に「遊び」を置く
- お金を「自己維持」と「遊び」で考え、「消費」を減らす
- これらの戦略を取る仲間を集める
書いてみて、「多いな」とも思うんですが、それほど学びの多かった本です。
これらの中から、少しずつ自分が考えていることを、明日からさらに詳しく書いていこうと思います。