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ねこぜログ

お尻は必要だったのか。週末に買った本3冊。

今週買った本。


週末も本を探しに書店へ行ってきました。
先週は良い本に出会い、黙々と読んでいるうちに2冊読み切ってしまったので。
今週もそれくらい熱中できる本に出会えたらいいなと、期待にウキウキしながら。
購入した本は3冊です。

その1:『賢い人の秘密』 グレイグ・アダムス



ちょっと背伸びしたつもりで購入したのがこの本です。
思考術というか、論理を組み立てる力というか、そういったものに興味を持っています。
そこまで破綻した人間ではないと信じたいですが、それこそこの本を通して自分の思考力を高めるヒントを得られるのではないか?と思っています。


こういった内容は、決して知識ゼロから何かを得るタイプの本ではないと思います。
どちらかというと日常生活や仕事において、自分たちが無意識のうちに使っているツールたちを、うまく言語化・体系化されているものであって、整列されたそれらの要素を眺めていくことで無意識的なものを意識的に使うことができるのだろう…という、小さな自分への期待から手に取っています。

実際に読み始めていますが、そんな感じ。しかも決して難解で読みづらいってわけでもないのが素敵。
「賢い」というのは説明のスマートさにおいても秀でているんでしょうね。なお憧れます。


その2:『人生を面白くする本物の教養』 出口哲明



この本を手に取ったのは、この方のお名前を存じ上げていたから。
「人が賢くなる方法は「人」「本」「旅」に尽きる。」という言葉に、偶然出会ったのがきっかけです。
当時はその言葉だけ印象に残っていました。


一度思い出したときは、簡単に名前を見て「ふーん、出○哲朗さんってものすごい含蓄ある言葉を残しているんだなあ」と情けなさすぎる勘違いを起こしました。
お陰で二度目に思い出して「出川哲朗 人 本 旅」と検索しまくって首をかしげました。恥ずかしい。


閑話休題


教養が人生を面白くするっていうのは、そのとおりだと思います。
人が何かに感動し、心を揺さぶられるには理由が必要です。
その理由は必ず自己の内面から現れるものだと思っています。
いっぱい知っていれば、そのぶん面白い。安直に見えて間違っていない気がします。


その3:『バズる文章教室』 三宅香帆



こういう本も結構好きです。
「これを読んだら私もバズラー(?)のひとりに…!!」なんて下心ではなく…。
文章からにじみ出る個性や、読み手が惹かれるのは何故かということを、網羅して表現しているところが知的な面白さになっている本だと思います。


純粋に様々な書き手が生み出した質の高い文章を楽しみたいし、そこから学びがあればいいと思っています。
あとは、「バズる文章」を編纂している一方で、カバーにお尻丸出しの女の子がいるのはどうしてなんでしょうか。


結局ビジュアルで目を引くのが一番なんでしょうか…。この表紙じゃなかったら、自分はこの本を手に取っていなかった…?などと疑心暗鬼になりながらレジに向かったのを覚えています。