Nekozelogs

ねこぜログ

ゼルダには癒やしがある。続編はこうがいいなと妄想した話。

Zelda is perfect. と、カナダ人の友達が貸してくれたのがブレスオブザワイルド


任天堂大好き人間なカナダ人の友人。彼と雑談していた時に、ブレスオブザワイルドについて熱く語ってくれたのが、このゲームとの出会いです。


いわく、「ゼルダはパーフェクトだ」とのこと。
いわく、「ブレスオブザワイルドにはゲームとして自分が求めている物すべてがある」とのこと。
いわく、「年末年始旅行に行くから、その間俺のSwitchとZeldaはお前のものだ!」とのこと。
そうやって4年前の年の瀬にこのゲームに触れました。
ありがたい友達です。もうカナダに帰ったけれど、元気かなあ、アンドリューくん(仮名)。

ほんの10日間で走りきってしまうにはもったいないくらい楽しみました。
できる限りマップを縦横無尽に走り回り、帰す前日にもったいない気持ちになりながらガノンを倒したのを覚えています。

そして先週、ブレスオブザワイルドを購入し、数年ぶりにハイラルの原野に戻ってきました。



久しぶりの「また戻ってきたゲーム」「癒されるゲーム」


一度やりきったゲームをもう一度遊ぶっていうのは、あんまりやらないタイプなんで。
でも、ブレスオブザワイルドには強く惹かれ続けてきました。
それほど強く記憶に残ったゲームであり、他に代わりのないゲームなんだと思います。


できるなら記憶を消して――と、ありきたりなフレーズかもしれませんが…。
そんな気持ちでプレイしています。このゲームほんと楽しいです。
手触りの良さ、操作・説明の丁寧さ、音楽・効果音・背景音の心地よさ、風景の空気感。
どれを取っても素晴らしいんですよね。僕が説明するまでもないくらいですが。
考察しがいのある大河的なストーリーも大好きです。自分たちが考える余白のあるところがなお良い。


このゲーム、癒やしのあるゲームなんですよね。
もちろん自分が実際に野山に出かけ、自然に触れ合う以上の体験はないと思いますが。
それでも「ゲームにできること」の大枠を埋めているように思います。
スプラトゥーンみたいな、エキサイティングなゲームも楽しんできましたが、熱中するあまり忘れていたものを思い出させてくれるようなゲームが、僕にとってのブレスオブザワイルドです。



自分語り。『ティアーズオブキングダム』に、僕が求めているもの。


自分が発信するまでもありませんが、新作の発売まであと5ヶ月。
今回ブレスオブザワイルドを買ったのも、5月の新作を見据えてです。


あれだけヒットした作品の続編って、なかなか難しいと思います。
いろんな人達がいろんなフィードバックをするだろうし、開発する人も意気込みがある。
前作から自然な筋で新しい冒険を作るって、生半可な努力でできるものじゃないです。
そんな中ですが、「こんな体験をしたい」という、個人の感想を書いてみようと思います。
どちらも言い換えれば現状維持みたいなところがあるんですが…。

1.「完全に未開の原野」を冒険したい。

早速無茶振りだと思っています。自覚はあります。
だって舞台の中心にはハイラルがあるし、そこを変えることはできませんもの。
前作が100年という時空をまたいだ物語である以上、同じように時間経過を使うのは難しいですし。


トレーラーを見ていると、古代の空中都市のような場所で冒険するリンクを見かけます。
でも、僕が冒険したいのは地平線の先にも無限に広がっていくような大地です。希望です。
ブレスオブザワイルドにあった、あのワクワクはそういうものだった。
同じものを求めてしまっているのは、現状維持として受け入れられないことでしょうか…。
書けば書くほど、開発する方なら悩みまくるだろうなあと思います。


2.自由度のあるストーリーを楽しみたい。

これも、自分が続編を作るとなると悩ましいところです。
前作を引き継いで、そこから新しい要素を継ぎ足して、ひとつの物語を作る。
それを考えた時、自分みたいな人間だとつい一本道なストーリーラインに逃げ込みたくなりそう。
続編を作る必然性とか、説得力とかを出すためにです。

ブレスオブザワイルドは、考察しがいのあるストーリーラインも魅力です。
でもそれ以上に「体験」があるからこそ名作なんだと思います。稀有な癒やしのあるゲームたる所以だと。
その絶妙なバランスを、次回作でも味わえるのなら最高だと期待しちゃっています。




と、つらつらと好き勝手に書いてみました。
「こうして!」ではなく「どんな感じかなあ」という妄想です。
どんな作品に仕上がっているのか、5月に出会えることが本当に楽しみです。
開発してくださっている方々に感謝の気持ちを込めて、まずは2度めのブレスオブザワイルドを楽しんでいきます。